共通テストを解いてみた!
会話形式が斬新だったよ
共通テストを解いてみました。
数学のみなんですけど、各予備校での評価は「難化した」ということをちらほら聞こえてきたので、「ほんまかいなぁ~」という感じで問題を解き始めました。
実際解いてみて感じたことなんですが、「相当苦心して作ってあるなぁ~」と思いました。
その工夫されていると感じた点は太郎と花子の会話文です。
私の作問を経験してきましたが、これまでは「日常生活の中で出てくる会話文」を想定して、その会話文を元にして問題を作ってきました。
ところが、今年度の共通テストの数学は、受験生に解いてもらいたい問題が設定されていて、その解き方を誘導する会話部分とそれ以外の解法などを感じ取れるような会話部分を会話文中に端的に織り込まれているという会話文が設定されていました。
解き方を誘導する会話文はその誘導に乗っかればとけるので楽なんですが、作問をする際にも楽なんです。
しかし、それ以外の解法を意識させるがその解法には全く誘導がありません。
Ⅰ・Aの第2問に出てくる会話文が最もいい例だと思います。
この部分がこれまでのセンター試験時代の問題よりも難化していますね。
今後の作問のヒントになりました。