塾講師を志すきっかけ
大学進学の目的だった!!
これまで書いてきた通り、中3での出来事すべてが私のこれまでの人生に大きく影響を及ぼしてきました。
高校は第1志望の高校に入学し、大学合格を目指して猛勉強の3年間となりましたが、クラスの同級生のほとんどが京都大学を目指していたという環境から、私も京都大学を目指しました。
しかし、実は私は大学はどこでもよかったんです。
というのは、「大学に入ったら、すぐに塾講師のアルバイトがしたい」と高校在学時にずっと考えていたからなんです。
大学入試の結果、京大には入ることはできなかったため、地元京都の出身塾では働くことがかなわなかったため、入学した4月から働く塾を探し始めました。
結局、9月から某学習塾の小さなフランチャイズ塾で働くことになりました。
そこにはそれから2年半ほど勤めました。
途中、神戸の地域センター直営の塾で働いた時期もありました。
その地域センターでの思い出は、39度の熱を出しながら授業をしたことです。
その日が昭和最後の日でした。
その翌年、塾業界初の株式公開をした塾に移りました。
その塾で学んだことが、以降の私の人生を確定させました。
「このまま、この塾で就職してもいいかな?」
そう思ってはいたんですが、いざそのときになり、教室長に「来年卒業することが決まりました。」と報告したら、即座に「じゃあ内定出すわ。」と言われてしまい、なぜかそれが気に食わず、「いいえ、就活します。」と言ってしまったんです。
それが証券会社へ就職したきっかけとなったのです。